前回は、『Decal Machine』のDecalの入れ方についてご紹介しました。

『Decal Machine』がうまく使えない―インストール・Decalインストールの仕方[Blender] 有料アドオン

今回は、編集モードで使うTrim Sheetの入れ方をご紹介したいと思います。

―購入

―私は『Decal machine』を「Blender Marcket」というサイトで購入しました。

「Blender Marcket」
https://blendermarket.com/

「Decal Machine」2022.6.28現在:50$
https://blendermarket.com/products/decalmachine

製作した「MACHIN3」さんは、他にも良いものを造られているので、チェックしてみてください。

「MAHIN3」サイト
https://machin3.io/

―要約

①Decal, Atlass & TrimSheet Creation
②Trim
③「インポート」
④フォルダ指定
⑤「import Trim Sheet」
⑥Trim It
⑦被っているところのベベル:調整
⑧「Create Trim Sheet Library

―Trim Sheetの入れかた

※Blender 初心者でもわかりやすいように説明させていただいております。

まず、キーボードのNで右ウィンドウを開きます。
縦字の中の「MACHINE3」をクリックします。

―ウィンドウ内の右上にあるアイコンの一番左のアイコン (キラキラしているやつ) をクリック。

―真ん中に「Decal, Atlass & Trim Sheet Creation」というのが出てくると思います。

Creation「Trim Sheet」を選択し「インポート」をクリック

※今回はデフォルトで入っているTrim Sheetなので、インポートします。
もし、TextureからTrim Sheetを作りやい場合は、「新規」になります。

―今回もデフォルトのTrimSheetを追加しますので、フォルダを指定してあげます。
「位置」のよこにあるフォルダアイコンをクリックします。

―フォルダ指定

「DECALmachine」→「Assets」→「Trim」→「Example Sheet」へ進みます。

デフォルトのTrim Sheetは一つしかありませんので、一回だけ行います。
「Example Sheet」まで進むと、数字だらけのフォルダが出てくると思います。

この画面までいけば、どれも選択せずに「OK」をクリックします。

―すると、位置のよこに指定されたフォルダが出てきます。
そしたら、2つ下にある「import Trim Sheet」ボタンをクリックします。

―すると、謎の白い線がたくさん出てくると思います。

―最初からあるボックスをキーボードXキーで削除

―Blender の右上にあるマテリアルビューでをクリックします。

―すると、Trim Sheetに入っていたTextureが見えるようになると思います。

―これは、Trim Sheet内にあるTextureを一つにまとめたものです。

―これを一つ一つ区切り、個別で使えるようにBlenderに認識してもらいます。
さっそくやっていきましょう。

―先ほど、フォルダ指定をしたところ、「Import Trim Sheet」ボタンの下にTrim1,2,3……とたくさん出てきているはずです。

―デフォルトのTrim Sheetには、65個あることがわかります。

―調整する

―右上のオブジェクト「Example Sheet」を選択した状態で、「Trim it」をクリックします。
※ボタンを押して、しばらくお待ちください。

―反映されると、まず見た目が変わると思います。
そして、右上のオブジェクトに何やらたくさんオブジェクトが増えていると思います。

―この状態になっていれば、ここまでOKです。

―1つ1つベベルをかける

―このまま、Trim Sheetを作ってもいい状態なのですが、一つ問題があります。
Trim Sheetが被ってしまっている箇所があります。

―この状態でTrim Sheetを作ってしまうと、この三角のTrim Sheetの中に右上のデザインが入ってしまいます。

―そのため、三角の枠を削ります。
=オレンジ線を編集モードで調整します。

―何も選択していない状態でキーボードのAキーを教えてください。
A:全選択
すると、全てのTrim Sheetのオレンジ線が出てきます。
よく見てみると、いくつか被っているところがあります。

―Aキーで被っているところを確認しながら、一つ一つやっていきます。
まずは、右上にある三角形からやっていきましょう。
三角をクリックしてから、Tabキーで「編集モード」にしてください。

―黒い点が4つ出てきていたら「編集モード」になっています。

―右上の黒い点を三角形に寄せます。
やり方は「頂点のベベルをかける」というやり方でやっていきたいと思います。

※もっと良い方法があるかもしれませんが、ベベルが安定するので、この方法をご説明します。

―右上の黒い点をクリック

―頂点のベベル:Ctrl + B → V
マウスドラッグで調整

―もう一回ベベルします。

―結局4回程、ベベルしました。

―他のやつもやっていきます。

―こんな感じにAキーで気になるところを探して、被っているところだけベベルをかけるようにしてみてください。

デフォルトでは、4つか5つ程度あると思います。
※もしも、見逃した場合は、位置からやり直せば大丈夫です。
やり直しに、時間はあまり掛かりません。

―では最後に、Trim Sheetにしていきます。

※この画面に戻れなくなった場合は、右上のアウトライナーから、おそらく一番下にある「Example Sheet」をクリックすると、

Trim 1,2 3……が表示されます。

―名前を指定

―TrimSheetの名前を設定します。
※デフォルトのインポートはそのままで結構です。

―「Create Trim Sheet Library」をクリック!

―最終確認

―インポートが完了したら確認してみましょう。

―Tabキーを押して「編集モード」にしましょう
DキーでDecal machineを開きます。

―このようになっていたら、インポート成功です。
おつかれさまでした。

―Decal machineの使い方などは、また別の記事でご紹介しようと思います。

それでは